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プロジェクト管理.info

プロジェクト管理について解説しています。このページでは、プロジェクトの終結について記述します。



プロジェクトの終結

プロジェクト完了時の作業

プロジェクトの完了時には、プロジェクトの実施にあたって、締結した各種契約の終結作業や顧客が成果物を受け入れるための調整作業等を行います。具体的には、プロジェクトに対する全ての要求事項が満たされていることの確認、顧客から最終成果物の正式承認を得る、プロジェクト文書の最終取りまとめ、契約や事務手続きの完了作業、運用部門への引継ぎ、メンバや使用機器類の解放(所属を適切な部門へ戻す)等です。

また、プロジェクトを実施したことで得られた教訓を取りまとめたり、顧客の満足度を測定したり、祝賀会を開くといったことも行います。

完了報告書の作成

一般的に、プロジェクトの終結時には、プロジェクト完了報告書を作成します。プロジェクト完了報告書の目的は、実施したプロジェクトで得られた教訓を将来のプロジェクトの改善につなげるということです。プロジェクト完了報告書の内容は、プロジェクト概要、プロジェクトの結果、得られた教訓、今後の課題等です。

プロジェクト評価書の作成

将来に向けての改善のためには、プロジェクト評価書を作成することも重要です。必要であれば、プロジェクト完了直後あるいは一定期間をおいて顧客満足度調査アンケートを実施します。プロジェクト評価書には、プロジェクトの当初の目標の達成度合い(スケジュールやコスト、品質の予定と実績との比較)や主なステークホルダーの満足度を記述します。

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